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かけ算を使いこなせているTくん

かけ算の意味をわかっている計算力

1年生のTくん
そろばんのかけ算問題をスタートするテキスト(レッスン4)最後まで終わらせました。
教室に来るなり、「今日は最後のページまで終わらせたい!!」といって、
授業のはじまる前から、一人もくもくと頑張っていたTくん。
その言葉通り、最後までテキストその日に終わらせました🎵
Tくん頑張りました!!

そして、Tくんのすばらしいところは、
かけ算の意味をしっかり理解して学習を進めているところです。

上の写真問題
1こ82円のハンバーガーを5こ買いました。代金はいくらですか?の問題

82×5=410 を出した後に、

2×5=10
80×5=400
400+10=410

とわけて確かめ両方で考えられていること。
かけ算と倍の理解、分解と数の量を理解している解答です。

そろばんの操作だけ覚えたかけ算は、九九を覚えれば、玉のおく場所をまちがえなければ、
大きなケタの計算も答えをだせてしまいます。
でも、それでは、倍の概念もなぜその答えになったかの説明もできない、思考力につながらない形だけの計算になってしまいます。
時間はかかるけど、理解しながら計算に結びつけたいという想いで、脳キラの授業は進めています。

それをTくんは、学校ではまだかけ算の勉強はしていないけど、
脳キラの授業で考え理解して学習を進めてくれているなと感じます。

Tくんは、九九の答えが分からなくなった時の出し方に、
たとえば、7×4に迷ったときは、7×5=35だから、7少ないから28だよね。と
逆から考えて答えをだすやり方をしている時があり、そこも九九を言葉で暗記しているのではなく、
九九の仕組みを理解して答えを導いているんだなと嬉しくなりました。

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