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9/17(土)努力したからの達成感

脳キラご褒美の考え方

本日、幼児教室に兄妹で通ってくれている2人が達成しました。

なにを達成したかというと、
兄Yくんは、テキストを1冊終わらせたこと
妹Mちゃんは、家で自宅学習した数のスタンプが全部たまったこと
です。

それぞれ、達成するとガチャコインを1枚渡しています。

教室を立ち上げた当初、ご褒美はあまり良くないことという考えがあり、ここ数年で考え方がかわりガチャコインを取り入れています。

なぜご褒美は良くないとの考えがあったかは、
①ご褒美がないとやらないにつながってしまうから
②ご褒美は、最初小さなことで喜んでいたのに、もっとこれをしてもらわないとやらないとエスカレートしてしまうから
(例:宿題やったら、チロルチョコあげるからで頑張っていたのに、しばらくするとチロルチョコではのってこなくなりアイス買ってくれないとやらないになる)
です。

その考えから、ご褒美を与えることは、それをあげなくなったら逆にやる気を失わせてしまうのではないかと抵抗を感じていました。

しかし、いろいろな本を読み、他の方のお話を聞いた結果、
努力の過程でお楽しみやご褒美を与えることは、子どものやる気に繋がるきっかけになることがわかり現在取り入れています。

ここでいう努力の過程でというところが、とても大事です。

ご褒美のことを調べ統計をとった本に、努力の過程でお楽しみがあるのは有効な手段だと結果がでています。
それは、人は遠い目標より近くの目的があれば、がんばる威力が増すことわかったからです。

脳キラの近くの目的、
テキスト1冊終わらせたらコインがもらえる。
スタンプがたまったらコインがもらえる。
テキスト1ページやったらスロットができる。
を近くの目的にしています。

努力の過程でのご褒美は有効ですが、
成果、成績に対してのご褒美を与えることは逆にいずれ、やる気を失わせてしまうことがありますので注意が必要です。
「100点とったら、これ買ってあげるよ」など言ったことはないでしょうか?
これは、成果がでなかった時に、やる気を失わせ、余計に自信を失わせてしまいます。

それともう1点、努力の過程でもエスカレートしたご褒美は注意が必要です。
エスカレートするともっとこうしてもらえなかったらやらないとなってしまい、継続が難しくなります。
なので、脳キラでは、ご褒美はガチャコイン1枚と決めています。

努力の過程に目をむけること、そこで認め頑張っていることを言葉で表現し伝えることが子供たちの自信につながります。
ガチャコインは、その認める言葉がけのきっかけとして渡しているところもあります。

成果ではなく、コツコツ頑張っていることを大好きな親御さんに認めてもらえたら、やる気に繋がります。

迎えに来たお父さんに、「今日テキストおわらせたー」と報告したYくんに、
お父さんが、Yくんの頭をなでながら、「がんばったね」と言ってくれて、Yくんすごく嬉しそうでした🎵

お父さんの言葉が、Yくんのやる気と自信につながりました!ありがとうございます!!

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