●自らで「考える力」の習得へ
基礎的な問題が「できた」としても、応用問題ができなければ「わかった」とはいえません。「ただなんとなく」解けるようになるのではなく、自分で考え、気づく。そして、理解していくなかで最終的な答えを導き出していく。それが理想的な形です。そのために、道筋を組み立てるための「考える力」「気づく力」を養っています。

●「見える化」で考えを導き出す
そろばんの強みは「計算の過程が見える」ことですが、そろばんだけの学習は動かす操作の習得にかたよってしまうことがあります。そのため、ほかに図・絵・文章などが豊富に盛り込まれたテキストを活用することで「見える化」を通常の状況や日常やお金と結び付けてどうなっているのかなど、「考える力」「気づく力」に結びつけています。

幼児のお子様に関しては、パズルやチップなどのアイテムも積極的に取り入れています。実際に手を動かすことで、正解までの過程を目で追うことができるのが利点。
このようにして視覚にも訴えながら、一つひとつの課題に対してより理解を深めることができます。

●「算数力」もしっかりのばす
当スクールで学んだことを学校での授業で活かすため、算数単元の復習学習も大切にしています。数は学生のときだけではなく、大人になってからもずっと必要な知識です。数字を使って数値化したり、数字にもとづいて理論的に誰かに説明したり…この時期からしっかり理解を深めておくことで、自らの考えを数字化する力が備わります。