そろばん・暗算
ポイント
●数字への「苦手」を「好き」に変える
「計算が苦手」「算数が苦手」というお子様の多くは、数字に対する苦手意識をもっています。そのため、数の仕組みを楽しく理解し「苦手」を「好き」に変えることが大切です。本格的な学習に取り組む前に、まずは土台となる数字に対する抵抗感を解消していきましょう。
●「第二の脳」と呼ばれる指から、脳に刺激をもたらす
指先は脳の8割とつながっており「指は第二の脳」といわれています。ただ指を動かしているだけではなく、その動作によって脳が刺激されているのです。このような効果から、脳トレの効果が得られます。
●頭の中の「そろばん」で直感・ひらめき力を育む
そろばんの基礎を身につけた後に珠算式暗算を学習することで、脳内でそろばんの玉をイメージし計算できるようになります。珠算式暗算をすることで右脳が活性化し、イメージ力や記憶力、発想力やひらめきを向上させます。
●そろばん計算で、あらゆる「力」を育成
そろばんで計算する際にタイムを計測したり、読みあげ算、フラッシュ暗算をすることにより今後必要な力が養われます。
・短時間でやりこなす「集中力」
・見た数字を瞬時に「記憶する力」
・読み上げられた数字を「聞く力」
・フラッシュ暗算による「動体視力」と「観察力」
これらのすべてが、のちの人間力の形成に役立ちます。
脳キラ☆スクールの考え
将来大人になってからも役立つ力を身につける。それが当スクールが大切にしているモットーです。
・そろばん学習の利点
・思考力
・算数の重要単元学習
これらを組み合わせた指導を行っています。目指しているのは「そろばんを、はやく上達したい」「競技大会に出場したい」といった結果主義の学習ではありません。一人ひとりが理解を深め、自分で答えを導き出す力を身につけること。それを何よりも大切にしています。
●「わかった」で応用力に強くなる
そろばん操作を覚えて基礎が身についても、応用がきかなければ意味がありません。そろばん操作をするうえでの強みは、計算の過程や数の仕組みが見えること。その利点を活かし、それぞれが考え、理解しながらそろばん学習を行っています。
ただ丸暗記して「覚える」のではなく、どのような問題であっても「わかった」と自信をもって言える。その状態に導けるような指導を心がけています。正直、学習の進度はほかの教室より遅いです。しかし時間をかけた分だけ、数の理解・応用力の高さをしっかり身につけています。
●「一人ひとりの進歩」につなげ、自信をもたらす
かつては「結果主義」の厳しい指導をしていた時期もありました。競技大会に出場させることが、子どものやる気・競争心を引き出す。そのように思っていたのです。当然ですが、すべての子が成果を発揮できるわけではありません。競技大会で入賞すれば自信になります。しかし一方で結果が出なければ自信を失い、逆にやる気をなくしてしまう結果をもたらしてしまっていたのです。
しかし、現在ではそのような技術・結果重視の指導はしていません。すべてのお子様が、やる気と自信を得られるように。その気持ちを何よりも大切にしています。競争をあおって「誰か」と比べるのではなく、一人ひとりの成長を見守ることが必要不可欠です。「これができるようになった!」と自らの進歩・成長に喜び、自信につなげる指導をしています。
●「やる気」を継続させる工夫
計算道具としての「そろばん」と、記憶力と動体視力を高める「パソコン」。このように「アナログ」と「デジタル」の要素を交互に取り入れることで、お子様の「やる気」を持続させています。そろばんでの計算やフラッシュ暗算は、イメージ・ひらめき力をつかさどる右脳を活性化させるにはピッタリです。暗算力が身につくことで、脳内で問題を解くイメージが描けるようになります。また、その思い描いたイメージ力を長時間維持できる記憶力も同時に高められるのです。