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幼児でかけ算九九を覚える前に土台が大事

九九の言い方を覚える前に大事なこと

小学2年生の秋ごろにかけ算を学校授業の教科書下巻で習います。
それにともなってかけ算の九九が言えるように自宅で練習するようになります。

ずいぶん昔、幼児教室に入ったばかりの生徒で、
お兄ちゃんが小学2年生。かけ算九九を自宅で練習するのを聞いて、
「自分もかけ算九九言えるんだ~」
と得意げに教えてくれた九九が、
数字がめちゃめちゃで、間違って覚えていました。
特に、7の段、8の段が壊滅的…

これは、直すのに大変だなぁー、このままでいったら、小学校に上がった時に苦労するだろうなと思ったので、
幼児テキストの絵をつかって、かけ算の意味を教えたりしましたが、
1度覚えてしまったことは、なかなか直すのが大変でした。

かけ算九九は、言葉だけで早く覚えるのは、歌を覚えるようなものなんです。
昔、覚えた歌って結構覚えていませんか?

歌詞を間違えて覚えた昔の曲。久しぶりに歌詞をみて、「ここ、こんな歌詞だったんだー」って気づいても、
また無意識に、間違えたままで歌を歌っちゃうことないですか?

言葉で覚えるとそれと同じく、無意識に間違えたまま言ってしまう…

まず九九を言葉で覚える前に、かけ算の意味、仕組みを知ってから覚えてほしいんです。
もし言い間違えても、意味を知っていたら直すことが簡単です。
そして、意味を知っていたら応用できる力につながります。

年長のYくん、幼児テキストでコツコツ積み上げ学習し、テキストの絵を使って
「かけ算で考えるとどんな風になるかな?」って質問すると上記の絵をみて、
3が2個分だから3×2=6
3が3個分だから3×3=9
下は、3個多いよね
と答えてくれました。

意味がわかってくれているなと嬉しくなりました。

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